金子哲雄 肺カルチノイド 急死 訃報

流通ジャーナリストで節約術などに精通していた金子哲雄さんが10月2日に亡くなった。
41歳の若さだった。
原因は肺カルチノイドと言われている。

あの持ち前の明るいキャラクターでお茶の間を楽しませた金子さんの余りの早すぎる訃報に皆驚いた事であろう。また同時に肺カルチノイドという聞き慣れない病名を耳にし、思わず検索したのは私だけではないだろう。


■肺カルチノイドは肺腫瘍の一つ。
低悪性の癌に似た腫瘍で、肺の悪性腫瘍中でも1%という低い発症率の病気であると言う。

最近まで激やせしていた金子さん。
ダイエットと公表していたが今思うと周りを心配させまいとして病気を隠していたのだと思う。
自分が辛い時に、周りの人を気遣う金子さんの人柄に心を動かされた。
そして亡くなってから分かる事が悔やまれる。

金子さんは亡くなる週週間前から死を覚悟し、自ら遺影の写真の用意や葬式の段取りや、来客に振舞う料理などを考えていたそうだ。
死を受け入れることの辛さは計り知れない。
金子さんの生前の想いを考えると胸が苦しくなる。
メディアでは明るく気丈に振舞っていた金子さん。
彼ほどの人はそうそう居ないであろう。
彼の相手を思いやる優しさとユーモアを忘れはしないだろう。
金子哲雄様のご冥福をお祈りいたします。

金子哲雄さん
1971年4月30日生まれ
千葉県出身
慶応義塾大学出身
中小企業診断士、流通ジャーナリスト、プライスアナリスト
タレントとして多数の番組で活躍

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