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遠隔操作ウイルスがなりすまし行為で警視庁に殺害予告メールを送る [事件 ニュース]

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遠隔操作ウイルスを使ったなりすまし事件が起きた。
事件が起きたのは10月始め頃から。
警視庁や国家公安委員会宛に自民党安倍総裁殺害予告メールを20通程送ってきていたというもの。
発信元の特定を進め2名が逮捕された。
しかしその2名のパソコンは遠隔操作ウイルスに感染しており、
容疑は認められず既に釈放されている。


何故このような事態が起きるのか?
それには遠隔操作ウイルスの性質が関係している。

遠隔操作ウイルスはbotと呼ばれている。
ここでbotの基礎知識をご紹介したいと思う。
botはコンピュータウイルスね一緒で、コンピュータがbotに感染すると、
悪意を持った攻撃者がインターネットを通じてそのコンピュータを遠隔操作する。
この動作がロボットに似ているところからボットと呼ばれている。
ボットに感染したコンピュータは指令サーバに自動的に接続され、同一指令サーバ配下の
複数(数十〜数百万)のボットは、ボットネットワークを形成する。
感染したコンピュータは攻撃者からの命令を待ち受け、さまざまな迷惑行為を開始し、
深刻な被害をもたらす。
感染したコンピュータを使用しているユーザーは、知らぬ間に犯罪の踏み台にされ、
被害者であると同時に加害者にもなる。
botは以下の活動を行う。
・フィッシング目的などの迷惑の送信
・特定のWEBサーバへのDDos攻撃
・不正アクセスによるネットワーク感染活動
・ネットワークスキャン活動、脆弱性を持つコンピュータの情報収集
・自分自身のバージョンアップや指令サーバの変更
・コンピュータ内の情報を外部へ送信するスパイ活動

botは感染しても活発な活動をしないため、コンピュータのユーザは感染に気付きにくい。

遠隔操作ウイルスはウイルスが第三者のPCに入り込むと、
意図しない攻撃を自分のPCからしてしまう。そのため感染したPC所有者は寝耳に水の事態となる。


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